ロベルト・ガリアルディがマルタ・プレミアリーグのジャッバル・セント・パトリックのテクニカルディレクターに就任した。サウサンプトン会長のドラガン・ショラクが買収の正式完了後に筆頭株主となる見通しで、スポート・リパブリックのクラブ網を生かした編成強化の一環と位置づけられる。
ガリアルディはスポート・リパブリックで事業開発責任者を務めた人物で、ジャッバルの編成・選手育成・パフォーマンス戦略を統括する。

元記事の要約
ガリアルディは2001年にキエーヴォ・ヴェローナのスカウトとしてキャリアを始め、フラムのアカデミースカウト、フットボール・ラダーのアナリストを経てレイトン・オリエントで採用責任者に。ボルトン・ワンダラーズを挟んでポーツマスでは4年間ヨーロッパスカウト責任者とフットボール運営責任者を務め、2022年から2025年までスポート・リパブリックの事業開発責任者とギョズテペの採用責任者・取締役を兼ねた。2025年5月から10月まではノッツ・カウンティのディレクター・オブ・フットボール。新天地でもギョズテペのシニアコンサルタントを続ける。
ジャッバルは現在、会員が運営する任意団体からスポーツ有限会社へと法人形態を移行しており、その手続きが完了した時点でショラクが筆頭株主となる。クラブによれば、買収の過程でもショラクはスポート・リパブリックとその傘下クラブ(サウサンプトン、ギョズテペ)を通じて人的資源とノウハウをすでに提供しているという。ガリアルディ本人はSNSで「ここ数週間は舞台裏で動いており、次の章の土台を築いている段階だ。ジャッバルをマルタで競争力のある存在にし、将来的には大陸レベルの舞台への扉を開きたい」と述べた。
クラブは同時にファビオ・ムスカットのCEO就任も発表。ガリアルディの下で、アドルフォ・ソルマーニ監督とトップチームスタッフ、ダニエル・シェンブリ(アカデミー長)、トニオ・ダマート(チーフスカウト)、ルーク・リーヴァー(スポーツサイエンス責任者)、ジョナサン・ヴェラ(チームマネージャー)がフットボール部門の構造に入る。ジャッバルは昨季、5月のプレーオフでタルシエン・レインボーズを延長2-0で下してマルタ・プレミアリーグ残留を決めたばかりのクラブになる。