現地評№ 10Daily Cannon · 10.03QUOTE
アーセナル専門メディアのデイリー・キャノンが、マンチェスター・シティの財務規則違反評決について「不正な優位でアーセナルからタイトルを奪った」と断じた。アーセン・ヴェンゲルが訴えた「財政ドーピング」が正当化されたとも記している。
アーセナルのタイトル争いを振り返りながら、シティの115件の評決の意味を論じた論説。

元記事の要約
論説は、プレミアリーグのシティへの声明が「はったり(sham)」という言葉や不誠実な証人への言及を繰り返し、収入を9億ポンド水増ししたという中心的な疑惑に至ったと指摘する。留保のない、これ以上ない断罪だと評している。
筆者は2022-23シーズンと翌シーズン、アーセナルがシティに競り負けた経緯を振り返る。前者はサリバと冨安を同じ試合で失い、シティが12連勝して3連覇へ向かった年。後者は後半戦でアーセナルが51点中49点を取っても51点に届かなかった年だった。
両シーズンの差としてセンターバックの層が挙げられている。シティにはジョン・ストーンズ、ルベン・ディアス、ナタン・アケ、アイメリク・ラポルテ、マヌエル・アカンジ、カイル・ウォーカーがいたのに対し、アーセナルのサリバの控えはロブ・ホールディングだった。収入の水増しがなければこの選手層があったのか、と問いを立てている。
ヴェンゲルについて、かつてデイヴィッド・デインが「片手を後ろに縛られて」戦っていたと評した人物が、両手を縛られた状態で「財政ドーピング」を訴えて笑いものにされたと記す。いまその主張が裏付けられたとして、来日から30年の節目に改めて評価している。
筆者はまた、先週のベルナルド・シルバのウーデゴールへの不要なタックルに触れ、ロドリらとともに長年これらの試合で免れてきたことへの思いを綴っている。そして最後に、シティのファンがこの時期を10年後、20年後にどう振り返るのかと問いかけている。